【超基本】「UTMパラメータ」って何?クリックの成果を正確に測る方法
外部クリックの「地図」を作る UTMパラメータ
皆さんは、Web広告やSNS、メルマガなど、色々な場所でリンクをシェアしていますよね?
でも、「このクリックが、一体どこから来たのか?」を正確に知るのは意外と難しいんです。
Googleアナリティクス(GA)を使っていると、メールや特定のSNSからの流入が、ざっくり「直接流入」や「参照元不明」になってしまうことがあります。
そこで登場するのが UTMパラメータ です!これは、URLの末尾に付ける小さな「タグ」のことで、「このリンクをクリックした人は、どこから(ソース)、どんな方法で(メディア)、何のキャンペーン(名前)を見て来たのか」をGoogleアナリティクスに教えてあげる役割を持っています。
UTMパラメータを使えば、マーケティング施策の成果をまるで地図を見ているかのように正確に分析できるようになりますよ。
1. UTMパラメータの5つのタグ(必須とオプション)
UTMパラメータには全部で5つの種類がありますが、特に重要なのは必須の3つです。
必須のタグ(これがないと計測できません!)
| タグの役割 | UTMパラメータ名 | 意味(GAのレポート項目) | 例(タグに設定する値) |
|---|---|---|---|
| どこから来たか? | utm_source | 訪問者が最初にいた場所(プラットフォーム名やサイト名) | google、x、newsletter |
| どうやって来たか? | utm_medium | どんな方法・チャネル(広告の種類)を使って来たか | cpc(有料広告)、social(SNS投稿)、email(メルマガ) |
| 何の目的で来たか? | utm_campaign | 実施しているセールやプロモーションの名前 | summer_sale_2025、launch_q3 |
オプションのタグ(さらに詳細を知りたい時に)
| タグの役割 | UTMパラメータ名 | 意味(GAのレポート項目) | 例(タグに設定する値) |
|---|---|---|---|
| どんなキーワードか? | utm_term | 有料検索広告(リスティング広告)で使われた検索キーワード | blue+widgets、web_tool |
| どの広告が効いたか? | utm_content | 同じキャンペーン内の異なる広告やA/Bテストの識別名 | banner_v1、text_link |
2. 間違えやすい注意点とベストプラクティス
せっかくUTMパラメータを付けても、ルールを間違えるとデータがバラバラになってしまいます。正確に計測するために、以下の点に注意しましょう!
大文字・小文字は区別される!
これが最も重要です!
Googleアナリティクスでは、Facebook と facebook は別のデータとしてカウントされます。データ分析が複雑になるのを避けるため、UTMパラメータの値はすべて小文字で統一することを強くおすすめします。
スペースや日本語は使わない(自動エンコードが安全)
URLの途中にスペースや日本語(全角文字)は使えません。これらを使うと、URLが壊れたり、計測できなかったりします。
- GOOD:
summer_sale_2025 - NG:
Summer Sale 2025
スペースの代わりにアンダースコア(_)やハイフン(-)を使いましょう。ただし、このツール(URL生成エディタ)を使えば、値は自動でURLエンコードされるので安心です!
Google広告では「自動タグ付け」を使おう
もしあなたがGoogle広告(旧AdWords)を使っているなら、UTMパラメータを手動で設定する必要はありません。
Google広告の「自動タグ付け」機能を使えば、UTMパラメータよりも詳細で正確なトラッキング情報(GCLID)を自動でURLに付与してくれます。手動でUTMを付けると、データが重複して混乱することがあるので注意しましょう。
命名規則をチームで統一する
たとえば、SNSからの流入でも、ある人は sns、別の人は social と入力してしまうと、GA上では2種類の流入元が生まれてしまいます。
誰が設定しても同じ値になるように、「ソースは必ず小文字のプラットフォーム名」「メディアは広告タイプ」など、シンプルなルールを決めておくことが、データ分析の効率を大幅に上げます。



























