「気づけばGoogleドライブが、昔のファイルでごちゃごちゃ…」「定期的に手作業で整理するのは面倒!」

そんなお悩み、ありませんか?

データの保管やチームでの共有に便利なGoogleドライブはですが、ファイルが増え続けると管理が大変になりますよね。この記事では、そんな悩みを解決するGoogle Apps Script (GAS) を使った自動整理術を紹介します。

GASを使えば、「3ヶ月以上更新していないファイルを、そのファイルの最終更新があった年月のフォルダに自動で移動する」といった処理を、完全に自動化できます。

プログラミング初心者の方でも大丈夫!今回は、話題の生成AIGASコードを作成してもらう方法も交えながら、誰でも簡単に実装できるように解説していきます。

※私はGemini PROを利用して作成しております。

この記事で実現できること
  • 指定したフォルダ内にある、3ヶ月以上更新されていないファイルを検索
  • 「2025年07月」のように、ファイルの最終更新日時に基づいた名前のフォルダを自動で作成
  • 見つかったファイルを、対応する年月フォルダへ自動で移動

3ヶ月以上更新なしファイルを更新日時のフォルダを作ってその中に整理するGASの配布

GASコード配布

function organizeOldFiles() {
  const folderId = 'ドライブID'; 
  const targetFolder = DriveApp.getFolderById(folderId);

  // フォルダが見つかるか、アクセス権があるかを確認
  if (!targetFolder) {
    Logger.log(`エラー: ID '${folderId}' を持つフォルダが見つからないか、アクセス権がありません。IDと共有設定を確認してください。`);
    return; // 処理を中断
  }
  
  Logger.log(`処理を開始します。対象フォルダ: ${targetFolder.getName()}`);

  const files = targetFolder.getFiles();
  const now = new Date();
  
  // 3ヶ月前の日付を計算
  const threeMonthsAgo = new Date();
  threeMonthsAgo.setMonth(now.getMonth() - 3);

  // ... (以降のコードは変更なし) ...
  while (files.hasNext()) {
    const file = files.next();
    const lastUpdated = file.getLastUpdated();

    if (lastUpdated < threeMonthsAgo) {
      
      const dateCreated = file.getDateCreated();
      const year = dateCreated.getFullYear();
      const month = dateCreated.getMonth() + 1;
      
      const folderName = `${year}年${("0" + month).slice(-2)}月`;
      
      let destinationFolder;
      const folders = targetFolder.getFoldersByName(folderName);
      
      if (folders.hasNext()) {
        destinationFolder = folders.next();
      } else {
        destinationFolder = targetFolder.createFolder(folderName);
        Logger.log(`フォルダを作成しました: ${folderName}`);
      }
      
      file.moveTo(destinationFolder);
      Logger.log(`ファイルを移動しました: ${file.getName()} -> ${folderName}`);
    }
  }
}

※ドライブIDの場所に整理したいフォルダのドライブIDを指定してお使いください。

GAS設定方法

1
上記のGASコードをコピー
2
GoogleドライブからGoogle Apps Scriptを開く
Googleドライブを開く→左上の【+新規】ボタン→その他→Google Apps Script
3
Apps ScriptにGASコードを設定
ドライブIDに整理したいドライブフォルダのIDを設定して実行→上手くいけばフォルダが整理させます。※初回利用時はスクリプトの承認手続きが必要な場合がありますので承認してください。

初回実行時の承認方法

  • 初めて実行する際に「承認が必要です」というダイアログが表示されます。「続行」をクリックしてください。
  • 自分のGoogleアカウントを選択します。
  • 「このアプリは Google で確認されていません」という警告画面が表示される場合がありますが、これは自作のスクリプトのためです。左下の「詳細」をクリックし、「(プロジェクト名)(安全ではないページ)に移動」をクリックして次に進んでください。
  • 「メールの送信」などを許可する画面が表示されるので、「許可」をクリックします。

承認が完了すると、スクリプトが実行されます。

📂 フォルダのIDを調べる方法

これが最も一般的に使われるIDです。マイドライブ内の特定のフォルダを指定する際に使います。

1.調べたいフォルダをGoogleドライブで開きます。
2.ブラウザのアドレスバーに表示されているURLを確認します。
3.URLの https://drive.google.com/drive/folders/ の後に続く、英数字の長い文字列がフォルダIDです。

【例】

URL: https://drive.google.com/drive/folders/abcdefg12345
フォルダID: abcdefg12345
ポイント
IDがどうしてもわからない場合は、ドライブのURLをまるまるAIに貼って「ドライブIDはどれ?」と聞くと教えてくれます。

そもそもGAS(Google Apps Script)って何?

GASは、Googleが開発したプログラミング言語です。「Googleの様々なサービス(Gmail、スプレッドシート、ドキュメントなど)を自動化・連携が得意なプログラムのことです。GASを生成AIに書いてもらうことができる現在は、アイディアさへあればプログラミングに詳しくなくても、様々な自動化を自分で作ることができます!

もちろんプログラミング知識があればもっと複雑なこともデバックする作業も大幅に削減できるので、これを気にプログラミングの基礎も学ぶこともおすすめします。

GASのベースとなっているJavaScriptは情報も多く、プログラミング初心者でも学びやすい言語です。

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生成AIを使った【3ヶ月以上更新なしファイルを更新日時のフォルダを作ってその中に整理するGAS】の作成方法

プログラミング知識に自信がない人も生成AIの使い方と、GASを実行する方法を理解すれば簡単に普段の業務を自動化することが可能です。今回は「3ヶ月で」とルールを指定してGASを作成してもらいましたが、お好みで「1ヶ月」「1週間」「フォルダ名はこうして」など、生成IAIに自由にプロンプトを変更して進めてみてください。

Googleドライブを整理するGASを作ってほしい。いいやり方あれば教えて

3ヶ月以上触っていないデータを、アップロードした年月のフォルダに整理できるようにしたい

このようにフォルダ整理の進め方や注意点、GASコードの作成・実行方法まで、私の補足いらずで全て教えてくれます。(笑)あとは指示通り設定していくだけですが万が一、設定したあとにコードがエラーになったときはエラーの内容を生成AI教えてあげるとエラーの原因や解決策もおしえてくれます。

私の場合、今回ドライブIDを間違えていたので下記のようなエラーがでて、AIにエラーを投げて聞きました。

設定段階でのミスで実行に失敗しても、エラー文をコピーしてAIに聞くことで、AIと一緒にに問題解決することができます。プログラミング初心者の方もぜひ生成AIでのGASプログラミングをはじめませんか。